身長が高いGKの弱点は足元とは言わせない!低いボールへの対処法を徹底解説!
身長が高い。生まれ持ったサイズはGKにとって大きなアドバンテージだ。
しかし、メリットだけがあるわけではない。
中でもよくありがちなのは、足元のボールをうまく処理できない問題。
高さに恵まれていると、身長に低い選手に比べて動作がスムーズにいかない声はよく聞かれる。
では、どうすれば、課題を克服できるのか。
今回は高身長のGKがいかにして足元のボールを処理すべきなのかを解説していく。
トレーニング1のポイントは紐!?
準備するものは2本の棒と紐です。
棒を地面に立て、その間を紐で結びます。
紐の高さは腰の辺りを目安としてください。
踏み込んでから紐の下を潜るようにしてダイビングを行ないます。
ここで大事なことは普通に動いてしまうと、身体が紐に引っ掛かってしまうので、しっかり屈んでください。
そして、次に大切なのは必ず正しく構えてから、一歩踏み込んでから動き始めることです。
失敗する人の特徴は上半身の状態にあり
うまくプレーできない人は踏み込んでから(屈んだ時に)上体が立つ特徴を持っています。
最終的にボールへなかなか辿り着けないので、少しお尻を上げて上半身を下げていく動きを意識しましょう。
スムーズな動きのポイントは重心移動!?
上半身を意識することと同時に、このトレーニングを行う際のポイントは重心移動です。
踏み込んで横に重心移動するのではなくて、低い体勢に移行しながら重心を移動させていく。
紐の手前側で踏み込むのではなく、紐を潜りながら身体を持っていくと(動きが)速くなります。
よくある失敗例は踏み込んだ場所が紐の手前だった時です。
それを防ぐためには、重心をダイビングの方向に動かしながら屈んでいくことが重要です。
なので、紐の下を潜ってから屈みましょう。
トレーニング2のポイント。動きながら屈む際はどこを意識すべき?
次のトレーニングでは2人組でパスを行ない、この流れで紐の向こう側にボールを蹴る形になります。
パスをして構える。この動作を繰り返し、紐の反対側にボールが蹴られた時に1つ目のトレーニングでやったようにダイビングしましょう。
常に何か動作をしているので、受け手側はパスを出している間にポジションを修正しないと対応できません。
よく起こるミスとその対処法は?
このトレーニングでよく起こるミスは、身体でボールを追ってしまい反応出来ないことです。
この失敗を防ぐためには、しっかりと自分の前でボールを捉えないといけません。
なので、最初の踏み込みを意識してやりましょう。
高身長GKのローボール対応。体験したスタッフの感想は?